磯崎新の「都庁」/戦後日本最大のコンペ 平松剛 文藝春秋 2008年6月10日 第1刷発行 |
正統派ノンフィクション。磯崎新氏の伝記的な側面、これまでの国内の建築史、もちろん師である丹下健三氏について、などじっくり取り組まれた内容です。
1985年当時、磯崎氏の事務所では村上龍や村上春樹が読まれ、ちょうどそのころに出版された『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』から挑発されたといいます。「やみくろ」、そういえば出てきました。懐かしい響き。
巻末には年表、参考文献等掲載。読みでがありました。
コメント