語/日本の名随筆70 編者 井上ひさし 作品社 1988年8月25日 第1刷発行 1992年4月10日 第7刷発行 |
目次が作品社のサイトにありました。もっとも変換ミス(なのかOCRの変換ミスなのか)、誤変換もありますが。
井上ひさし氏の編なので、もっと言葉遊びがあるのかと思いきや、意外にも真面目。漢字制限に関連する話題が多いように思えました。
丸谷才一氏「字音語考」に、漢字ないし字音語の増加について書いています。(p128)明治大正のころにはまだ江戸の遺風が残っていたため、たいしたことはなかったけれど、漢字ないし字音語は昭和にはいるとひどくなる。
明治大正は江戸の遺風が残っていた、というのは納得。
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