スキャナーが壊れて

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 2004年9月に購入したキャノン製スキャナー5200Fが故障しました。先月、使っているときに読みとる部分(バー)の動きが変だなと思っていたところ、10月20日(金)夜、ついに停止。可動部分が動きません。

 以前、プリンターが壊れたときに購入店へ持ち込んだところ、修理日数が結構かかった記憶があったので、ネットで調べて「キヤノンテクニカルセンター」へ持ち込むことにしました。週末はやっていないので、10月23日(月)に早速電話したところ、診断料はかからないけれど、修理は基盤ごと交換になってしまうので9千円ちょっとかかるとのこと。
 スキャナーの透明なガラス部分から見えている状態では、読み取りの部分が何かにひっかかっているようなので、ちょっと手を入れれば動きそうな気配がしています。とりあえず、持ち込むことにしました。
 応対してくれた方はPCで調べてみます、ということで、一度扉の向こうへ。出されたお茶を飲んでいると、やっぱり基盤ごとの交換になってしまうので、9千円ちょっと(正確な金額は忘れてしまいました)かかるとのこと。残念ですが、修理はあきらめました。約1万円です。それだけ出せば、量販店で新品が買えてしまいそうな金額です。社員の方も気の毒そうに応対していました。

 修理をあきらめたところで、分解してみました。手で動かすと、しっかり移動して動きます。これなら大丈夫だろうと、PCにつないでみましたが、やっぱりダメでした。それまでは、単に可動部分が引っかかっているだけなので、手で動かせれば直るのだろうと単純に思っていましたが、どうにもなりません。基盤交換なのでしょうか。

 新しく買い直すとして、販売店によっては有料で3年間保障などという制度があったことを思い出しました。ところが、電話で何軒か問い合わせてみたところ、PC本体には適応しても、スキャナーには有料であっても保障がつけられない、という店がほとんどでした。やはり、スキャナーなんぞは消耗品としてみていて、故障しやすいという判断なのでしょうか。比較的近所にあるラオックスでは、10500円以上なら価格の5パーセントで3年間保障ができるとのこと。
 早速、近所のラオックスコンピューター館へ行ってみました。店頭で見て4400Fがいいかな、と思ったところ、取り寄せに1週間かかるといいます。8600Fなら店に在庫があるのだそうです。さすがに8600Fでは価格が張るだけでなく、そこまでの機能は必要としていません。4400Fで充分ですが、1週間も待つのは長すぎます。
 すると、お待ち下さい、ということで電話で調べてくれて、5400Fが明後日なら取り寄せられるとのこと。5400Fなら、今回故障した5200Fの後継機種です。価格も1万円ちょっと。2年前に5200Fを買った値段よりもずっと安くなっています。値段の5パーセント出せば、3年保障も付けられるとのこと。即断で決めました。

 これまで、プリンターは消耗品だという意識がありましたが、このようにスキャナーまでもが、簡単に故障するとは思いもかけませんでした。しかも修理がこんなにも高額であり、買い換えた方が手早いということを教えられたのでした。
 実は、今回故障した5200Fを買うにあたり、随分考えたのです。それまで100円で売っていたジャンク品のスキャナーを使っていて、やはり可動部分が故障しました。ただし、そのときには、いかにも故障です! というように、可動部分が斜めにズレてきてしまい、これはダメだと思いました。薄型でコンパクトなUSBから電源も一緒にとるタイプだったので、いかにもごつくて大型である5200Fを、当時としては高かったけれど買いました。どうせ故障するなら可動部分だろう。これなら大型なので、可動部分も壊れにくいだろう、と考えたのです。ところが、たったの2年と1ヶ月で使えなくなるとは思いもかけませんでした。
 5400Fは明日到着します。

 今日、CISタイプでUSBから電源も一緒にとる薄型のスキャナーを使ってみましたが、とてもとても、画像がひどくて困りました。ソフトで修正してみたものの、これまで使っていたものとは比べものになりませんでした。古い製品だったのも考慮したとしても、ひどかったです。