本のちょっとの話 川本三郎 新書館 2000年3月10日 初版第1刷発行 |
再読。赤瀬川氏の文章と対極に近いのが、この川本氏のエッセイです。本来の川本氏によるエッセイというのは、どっちに転んでいくのやら、というところがあるのですが。(そこがまた魅力だったりもします)。この本では、これこれについて、という情報を提供することが最初にあって、それを提供するために綴られた文章だけに、コラムとしてかっちり と作られています。(なんて見てきたようなことを書いておいて、違っていたらごめんなさい)。
それにしても、蘊蓄に溢れた内容。書き抜こうとして、きりがありません。やっぱり、こりゃ、データベース化しなくてはならないかな。
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