[NO.1678] 小学生でもわかる世界史

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小学生でもわかる世界史
ぴよぴーよ速報 著
朝日新聞出版
2023年12月30日 第1刷発行
2024年08月30日 第7刷発行
367頁

Youtubeチャンネル登録者数 100万人、総再生数 1億6千万回突破!
動画を書籍化のために全ページフルカラーで再編集し、本独自のさらなる解説を加えて本にしました

だそうです。

件(くだん)の Youtube 動画「ぴよぴーよ速報」のリンクも紹介されていました。リンク、こちら
ちなみに、『小学生でもわかる世界史』以外にも膨大な動画アーカイブスがみられます。

本書の対象者は何歳くらいを想定しているのでしょうか?

おやっと思ったことがひとつありました。

ぶ厚い本書は親切なことに「ふりがな」が振ってあります。その範囲たるや「目次」や「この本の読み方」「注意書き」にまで及びます。Amazonの本書のページには「サンプルを読む」なるリンクが張ってあって、本文が16ページも公開されているので、ぜひ一読することをお勧めします。もちろん「目次」や「この本の読み方」「注意書き」も見られます。

ところが、「はじめに」というページは公開されていませんでした。気になることに「はじめに」には、ふりがなが一切振ってないのです。「冒涜」なんて文言には、ぜひふりがなが欲しいものです。以下に引用します。

「はじめに」
歴史を「暗記科目」などと形容することがある。
年号や用語の暗記などのおままごとで歴史を済ませることがある。
しかしそこでは実際に、親が子を殺し、子が親を殺し、自分の一族の皆殺しを避けるために敵の一族を皆殺しにするような生き血したたる世界観が繰り広げられている。
やれ用語の暗記や年号の暗記で済ませて歴史を知った気になったしまうということは流れた血に対する冒涜である。
歴史は脳ではなく骨肉で味わえ。

 ◆ ◆

「ペルシア戦争」についての見出し
中東のヤバイほどでかい国との戦争 紀元前500年~紀元前450年らへん

「アケメネス朝ペルシア王/ダレイオス1世」のイラストから出ている吹き出しのせりふ
あ~、ちょっと
ヨーロッパボコしてえな

紀元前450年らへん とか ヨーロッパボコしてえな という活字を目にすると、びっくりでした。

 ◆ ◆

「アヘン戦争」の見出し
ヤバイクスリのアヘンをめぐって戦争勃発 1800年~1840年

(清の政府がアヘンを取り締まりを始めると、)イギリスは清に対してこう言いました。
おい、てめえ
なに勝手にアヘン取り締まってんだよ、ボコすぞ、コラ

まるで韜晦なんじゃないかという印象すらおぼえます。巻末の参考文献の分量たるや......。書店で平積みされるのも、うなずけます。


【追記】
上記「ところが、「はじめに」というページは公開されていませんでした。」を訂正します。朝日新聞出版サイトに「立ち読み」なるリンクがあって、そこに公開されていました。リンク、こちら