金曜日の本 吉田篤弘 中央公論新社 2017年11月25日 初版発行 |
クラフト・エヴィング商會のお一人吉田篤弘氏による本。面白かった。
著者が12歳までの出来事を書いたという。間に小説が一編はさまれている。
小学生時代の本にまつわる話だけでなく、細かな逸話がどれも懐かしい。
p58)
初めてビートルズを聴いたのもその青いラジオからだった。みのもんた氏がDJをしていた番組のテーマソングが「カム・トゥゲザー」だった。
真っ暗にした部屋で、それは枕の下から聞こえてきた。
この番組は文化放送だったのではなかったかな。TBSで大橋巨泉のポップスナウが続いていたような。秋川リサの「サムシングエルツ」とかいう短い番組もあった。
「ほんのひきだし」なるサイトにて、本書の紹介あり。リンクこちら。
世田谷文学館の企画で、挿入されていた小説が出版されたのだという。世田文には最近出かけていないので、どうなっているのだろうか。
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