読む人間/読書講義 大江健三郎 集英社 2007年7月10日 第1刷発行 |
久々の大江健三郎。ご自分のこれまでに書いてこられた経緯を解説。初期作品しか読んでいなかったので、なーるほど、そういう内容の小説だったのね、と今更ながら知ることができただけでも良かったかも。しかも、どういう方法で書いてきたか、解説してくれてもいるので、うっすらとであっても推測できたかな。3年間ごとに、読む対象を変え、あわせてご自分の小説スタイルも変化させてきていたとのこと。
純文学で稼ぐというのは大変そう。大御所でなくては、とてもとても。
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