日乘:Note to Self

θは遊んでくれたよ／講談社NOVELS 森博嗣 講談社 2005年5月7日　第1刷発行

　前作、『φは壊れたね』に比べると、犀川先生や西之園さんの登場する場面が増えていました。犀川先生の跡継ぎのような存在である海月くんが、前作に引き続き解決。キャラクターとしても似てるし。

　これだったら、海月くんが中心でも、この先、作品として続けられそう。

　日本語表記として、はてな。
p167
間違え【ママ】が入り込む隙など絶対にないだろう。
　文法的には間違いではないけれど、間違いが入り込む......の方が好きだなあ。「違え」だと「たがえ」だよねえ。