晩年の美学を求めて 曽野綾子 朝日新聞社 2006年4月30日 第1刷発行 2006年5月30日 第4刷発行 |
もともとこの著者の各小説や文章は好きではなく、これまできました。けれどもたまたま手にした朝日新聞社の広報誌『一冊の本』の中で、この「晩年の美学 を求めて」を読んだとき、どうしても気になってしまったのです。当時しばらく考えた末、必要な分のバックナンバーを含め年間購読の手続きをしました。
取り寄せた『一冊の本』の中から「晩年の美学を求めて」を探し、休日ごとに手打ちによる入力をしたものです。なぜ、それほどまでに惹かれたのか。心当たりがないわけではありません。それにしても、今となっては薄ぼんやりとしてしまいました。むしろ、著者のスタンスに抵抗を覚えるところや嫌らしさを感じるところさえあります。
今回、読み直してみると、当時の自分を思い出します。
初出誌
『一冊の本』2003年7月号~2005年10月号まで連載。
単行本化にあたって加筆訂正した。
とのこと。
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